腰に負担をかけない動作とは?
■朝起きる時
朝起きる時には関節や筋肉が硬くなっています。
慌てて起きるのではなく、ゆっくりと肩や肘で体重を支えて起き上がるようにしましょう。
■洗顔時
顔を洗う時など、前かがみになる場合は腰に負担がかかりやすくなっています。
膝を伸ばしたまま上体だけを曲げるのではなく、膝を軽く曲げると腰への負担が軽減されます。
■洗濯時
洗濯物を干すときは、前かがみになった洗濯物を取ったり、腕を上げて背伸びをして干したりと
腰に負担をかける動作が多くなります。
そのため、物干し竿を目の高さ位に低くしたり、洗濯物かごを台の上に置くなどの工夫を
しましょう。
■掃除をする時
雑巾や掃除機をかける時は、前かがみ姿勢になりやすいので、床を拭く場合は必ず膝を曲げて
腰を落とすようにしましょう。
また、掃除機の吸い込み口の中さを調節して、立ったままの状態で掃除機が使えるようにして
おきましょう。
■庭仕事
庭仕事をする場合は掃除の時と同じで、前かがみ姿勢になりやすくなっています。
中腰ではなく、きちんと腰を落として、しゃがんで作業をしましょう。
休憩をとりながら行うと効果的。
■自動車の運転
車の運転中は意外と筋肉が緊張して硬くなっています。
シートには深く腰掛けるようにして、腰が疲れないようにシートの位置も調節しましょう。
■デスクワーク
デスクワークで長時間座った姿勢でいると、腰に負担がかかります。
イスには深く腰掛けて、顎を引くように心がけましょう。
■キッチン
キッチンでは中腰でいることが多くなるので、台所の高さが合わない場合は、台に乗るなどして
前かがみにならないように工夫しましょう。
食器棚の高い位置にある食器などを取る場合も、無理せずに踏み台を使います。
■入浴時
髪を洗う時は、前かがみになってしまうと腰に負担がかかります。
座って上体を起こして洗うようにしましょう。